相場の方向感~あるいは『僕たちの行方』~

どっかの大統領さんってば、関西弁が似合うよね…(関西の人、なんかゴメンなさい…)

ご参考:トランプ大統領就任演説 関西弁訳 全文 – ベンチャー役員三界に家なし トランプ大統領就任演説 関西弁訳 全文 - ベンチャー役員三界に家なし

相場の方向感…相場(市場価格の集合、もっというと株価全般)にベクトル(方向)なんかあるの?

相場とか電気とかスカラー(量)だけでイイんじゃね?なんでベクトル(方向)がいるのさ。いやね、電気に素人なモ人としては「交流電流には向きがある」とか言われても「は、はぁ…」なのです…。(新しい職場では三相交流式の知識が必要な部分もあり…)いやね、正弦波の話ならなんとなく判りますが、力率(皮相電力に対する有効電力の割合)とかcosθとか言われても(タジタジ)

同じように(力技)「相場には方向があります!」とか言われても「エ…ッ!?」ってなるんですよ。だって絶対的な株価は上がったり下がったりするけど、「右斜め上45°」とか言わないじゃないですか。え…!?そうじゃないって!?

とぼけた流れですみません。そうですよね、「方向」っていってもちがいますよね。

相場には「上がる」「下がる」の二種類の方向と勢いやそうなる理由-『材料』がある。

つかみで書いた「トランプ」はん、市場関係者として支持する人もいれば、「危なっかしい」と嫌悪感を示す人もいて、何が何やら判りません。

米国だけを注視して経済感覚がつかめている人なんかは、色々と思うところもあるのでしょうが、自分は「米国民が選んだ結果なんだし、一人や二人しっちゃかめっちゃかに荒らすヤツ方がいても、テケトーに収まるトコロに収まるもんなんじゃぁないの?」なんてヨユーぶっこいて静観してたりします。(理由は後述)

なんていっても「起きている事は全て正しい」派からすると「株価は上がってるからイイやん」という事になるでしょうし、その主張に「いやー、もろい砂上の楼閣やと思うよ?簡単に崩れてまうんちゃう?=暴落は遠くない」と感じているのではないでしょうか。

こういった『声』の集まりが、市場参加者の『心理』に影響し、お互いに「買う」「売る」という取引を通じて「株価」を形成していきます。相場には色々な立場、規模、思惑の人間が参加しており、それぞれ「自分のポジティブ、ネガティブに捉えている理由」や「不安材料」を抱えています。

何かしら「大多数の参加者が不安に思ってたコト」や「まさか!?と思う程アカン製作発表(ネガティブサプライズ)」があると、決断力のある順に市場から身を引く(「売り」という取引をする)事になり、「下落方向」になります。ある程度の勢いがつくと、それまで「不安材料を抱えてなかった」ような人達も『株価下落』という『現実』を目の当たりにして「このまま…どこまでも下落するのではないだろーか?!」という(新しくできた)『不安材料』をもとに狼狽売りをしてしまいがちです。こうなると、相場には≪急落してしまう≫方向感、はずみ(モメンタム)がついてしまいます。

逆に「これから株価は上がってくるぞ!」という見通しとか「思ってもみなかった嬉しい誤算!(ポジティブサプライズ)」があると決断力のある順に市場に参加する(「買い」という取引をする)事になり「上昇方向」になります。ある程度の勢いがつくと、それまで「特に上昇材料を考えてなかった」ような人達も『株価急騰』という『現実』を目の当たりにして「スゴイじゃん!!イケイケじゃん!?」と(新しくできた)『楽観材料』をもとに「買い」をしてしまいます。こうなると相場には≪急騰まっしぐら≫の方向感、はずみ(モメンタム)がつきます。

特に≪急落≫も≪急騰≫もより短い期間で一方向に振れる時は注意が必要でしょう。(って書くまでもありませんか。こんなブログを読んでくださってる皆さんにはシャカセッポー)

余談ですが。「相場は200日で上がり5日で落ちる」という相場格言?みたいな言葉があります。これは「200日スパンで見ると上昇基調の相場でも落ちると決まったらストーンと下落してしまう」現実を表したコトバ。株価が上がるのは多様な参加者がポジティブな材料をバラバラなタイミングで「株価が上がりそう」と評価する事を反映しているそうです。逆に急落に関しては「急落している=含み損が増え続けるぞ!!」という『現実』が参加者の「売り」心理にガツンと響いてくるのでストーンと落ちる…このような株価の上がり方、下がり方は各国各市場でそれぞれ特徴があるそうなんですが、日本市場は「上がりにくく、下がりやすい」そうなんです… ヤ ン ナ ル ネ (失意を表した平安時代の高貴な言葉)

方向が判ってないと遭難する?心配はいらないんじゃない?

さて『僕たちの行方』っていうと高橋瞳さんの歌っている『ガンダムSEED Destiny』の3rdOPですが(唐突な流れ)「ボクたちは~迷いながら~それでも明日を探し続けて~」という歌いだしと放送を見ているガンダムファン・ガンダムSEEDファンが抱く、「この作品、マジで落とし所はドコなの!?」という不安をいっそうとかきたてる映像の数々…(このエントリ書く為に見返してみたんですが…なんといいますか…不安が的中するようなアレな流れでしたねぇ…そういった意味では歌詞と劇中内容が抜群にリンクしてたワケですが…)

ま、約10年前(!!もう十年も前!!)の話はイイんですが、この歌を最近聞く機会がありまして。そんで、このエントリのような事を考えてしまったんです。よく、経済ニュースとか市場概況みたいなニュースを読んでいると「方向感に乏しい展開」というフレーズを目にするんですが、それって「短期的な方向感を察知する事を仕事にしている人の感覚」なんですね。いやね、察知した上で伝える報道人もいれば、察知した感覚を基に取引をする方もいるでしょうけど、自分らにはあんまり関係ない「方向感」だなぁと。前場・後場の方向だけでなく、当月の、当四半期の騰落や「方向感」すらも必要ありません。だって、ゴールはまだまだ遠い未来なんですもの。

かといって。何も目指すべき場所もなく、ただただなんとなく歩いているワケでもないでしょう。

「投資」なんてものに興味がり、実践までしてしまっている人には多かれ少なかれ「この世界には、まだ改善の余地がある」という『希望』を持ち、今日より少しでもよくなっている明日を、そして未来を積み上げていく事に「株式や債券を保有するという経済活動」を通じてちょっとのっかる事を決めたのだと思います。そんな人達が目指す場所…それこそ「経済がもっとよくなっている世界」なんじゃないでしょうか。


最近、「投資にアレルギーのある人達」へのメッセージを考える事が増えてきました(そのネタは、また改めて)ちょっとしたヒントは、きっと「短期的な良い悪い」とは無関係なトコロにこそ、投資活動の醍醐味があるという事なのかな?と。

ちょっと長くなりすぎたんで、今日はこの辺で。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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