困難に直面した時に聴きたい【シン・ゴジラ音楽集】の話

今年の夏の映画といえば、『シン・ゴジラ』『君の名は。』でもりあがっている昨今、皆さんいかがお過ごしでしょうか?モ人です。『君の名は。』は未見ですが。

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(サムネイルは、2015年GWに六本木に行った時に、ハリウッド版ゴジラの展示を撮ったもの。手前のおっさんはモ人 with 1歳なったばかりのルーキーちゃん。)

まぁ「いや、怪獣映画なんて見ないし」という向きは、このエントリタイトルを見て、そもそもクリックしてないでしょうし、見たい人はだいたい映画館で見ているだろう、という多少乱暴な前提で話を進めて行きましょうか。

東京湾に浮かぶ、無人のボート…残されたメッセージ…
続き発生した東京湾アクアライン(海底トンネル)のトンネル崩落事故と羽田沖にて海上に噴出した水蒸気に混乱しつつも、「海底火山の噴火によるもの」と結論づけたその時。海面から出てきた「巨大なしっぽ」…
その瞬間、ニッポン(現実)は【巨大不明生物】という未知のゴジラ(虚構)と立ち向かう事を始めたのであった…

今更書くまでもないでしょうが、「新世紀エヴァンゲリオン」「ふしぎの海のナディア」の監督である庵野秀明氏(長州藩宇部市出身!)が東宝の熱いエールに根負け(?)して「一回こっきり」という条件で製作した(?)という『シン・ゴジラ』

現実 VS 虚構 (ニッポン VS ゴジラ)

そう書かれたポスターの通り、ニッポン:現実のニッポンに対してゴジラ:虚構の巨大不明生物が災害をもたらしながら入り込んできたら、どうなるのか?現実のニッポンはどう対処するのか?

一言で書くと、こういう事なんですが、ニッポン、現実部分の描写がリアルだったり、「ああ、あるある(笑 or 苦笑)」だったり、何かと考えさせられたり…。

ストーリー自体の面白さもさる事ながら、徹底的なリサーチに基づいた内閣、官僚、自治体などの行政組織や自衛隊や医療機関、交通機関などなどニッポンを構成するあらゆる分野の再現力。そして、それぞれが「もし、巨大不明生物が現れて、災害が発生したなら…」こういう対応を行うんだろうな、と思わせられる振る舞い・ディテールの数々。『ゴジラ』という虚構…困難をまき散らす災厄に立ち向かっていく彼ら、彼女らを際立たせる音楽の数々…

もう皆さん、ご存じのコトと思いますが、エヴァでさんざん耳にしたアノ名曲:E01-DECISIVE BATTLEのリズムのみの曲のアレンジバージョンがたくさん使われているのが、今回のゴジラの特徴、といっても過言ではないのではないでしょうか。E01はOST1のトラック16に収録されています。

(E01リズムのみは、 Spending Time in Preparation (E-1リズムのみ)という曲名でOST2に収録されていますが。)

え?E01とかDECISIVE BATTLEって言われても全然ピンとこない??…困りましたねぇ…では、以下の動画をどうぞ。

…すごいやん、自衛隊…「その旋律が、迅速な行動力を高める」って、確かにそうかもだけど。

今回、『シン・ゴジラ』を撮る庵野監督からの要望で使用&バージョン違いが製作されることになったというこの曲、今回はEM20という曲番が振られています。エヴァ劇中でも、作戦立案時など、「人類が、巨大不明生物ともいえる『使徒』にいっちょかましたるんやで!」みたいな場面でよく流れてましたね。

また、予告でも流れてた1172(音楽集トラック1)や新曲(って表現もおかしいか)であるUnder a Burning Sky(11174)のバージョン違いも聴きごたえがあります。

映画を見た(このエントリを見ている大多数の方々)には説明不要かもしれませんが、やはりトラック19の宇宙大戦争「宇宙大戦争」/ヤシオリ作戦の盛り上がりっぷりといったらないですね。モ人的お気に入りもこの曲を挟んでトラック15から四曲連続でかかるEM20のバージョン違いから、トラック21までの「クライマックスまで駆け抜ける感」がたまりません。

(全くの余談ですが、映画を見に連れて行ってないセガレなんかも「ヤシオリ作戦がいい!!」という程。ちょ、おま…無人在来線爆弾のシーン見てないクセにそれかwww)

困難に立ち向かう「ニッポン」その生き様を耳に、心に刻みたい

本題に移るわけですが。やはり、この『シン・ゴジラ音楽集』なんかを聴きこんでると「日常に、未知の困難が降りかかってきた時、どうやって立ち向かおうか」という事をついつい考えちゃうんですよね。特に、この音楽集は「プロローグとして、平穏に潜む、不穏だけど神々しい雰囲気」から始まって、「災厄との直面」や「被害を振り返るつらさ(トラック14のFamouslyなんかも、エヴァからの転用ですね。報道番組ラッシュのシーン)」、反攻の狼煙を上げて行くEM20メドレーから、最終決戦たるトラック19からトラック21。

もうね、8月後半の前職退職~引越し~新生活という困難な局面に車での移動中ヘビーローテーションさせてたので、五人家族の中でモ人しか見に行ってない『シン・ゴジラ』の曲づけになってるモ人家でした。まさか、三列シート最後列の女児二人が「宇宙大戦争」のテーマ―ヤシオリ作戦をくちずさむまでになっていたとは…


映像ソフト出たら、買わねば(使命感)

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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