「あなたが落としたのは金のハンディカム?銀のハンディカム?」「ア、ハイ。メタルカラーのHDR-CV550Vです…」

それは、ある日突然起こりました。

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突然のさよなら

小学一年生になったセガレの宿題「おんどく」をこなすなか、どうにも『し』が言えていないセガレ氏。本人は言えてるつもりなのに、他の人には『ち』や『き』にしか聞こえないのです。こういうのを自覚させるのは録音して見せるのが一番なのではないか?と考えた嫁さんがハンディカムを持ち「おんどく」を始めるセガレに向けます。(と書いてて気づいたんですが、こんなの、フツーにスマホもどきで動画撮影すればすむ話でしたね。おおげさなんよ、ハンディカム持ちだすとか)

撮影⇒再生をして、セガレ本人に「だから意識して言ってみてね」と教えている嫁さん、カメラを片付けようとしたモ人、めったに持ち出さない機械が動いている珍しさに沸き立つ女児二人。

五人家族の日常に入り込む、けたたましいレンズ駆動音(?)

ジジ、ジジギュイイイイイイイーッジッ…ピーッピーッピーッ…カチャ(エラー表記と共に電源断)

モ人の両手に収まっているハンディカム「HDR-CX550V」。

セガレが生まれる直前に買った、そのビデオカメラは、モ人家のイベントをたくさん撮ってきました。そして…写真(静止画)も。

その、ハンディカムが。保証期間も見事に切れたハンディカムが!!オオオオオオォォォォォォオオオンンンンッ

今、その手の中で…「こ、こわれたー!!!」

さすが一流メーカー。修理窓口は迅速かつ判り易かった。

即座にメーカーHPにて修理可能かどうかを調べ、手配を依頼するモ人。まだまだ取り扱いのある機種でよかった…

身近に修理窓口(?)みたいな特約店(?)もなかったので、回収手配もお願いしました。

それからの流れは非常にスムーズ。sonyさんが手配した日本通運社の精密機器専用梱包資材サービス「パソコンポ」でビデオ本体を預かってもらい、sonyからのTELを待ちます。修理代金は原則的に定額であり、機種ごとに一律の料金を修理対象を預ける際に代引で支払います。仮に、この料金以上が必要な時には改めて連絡がくる、という仕組みだそうで、「めちゃくちゃ高い値段ふっかけられませんように…」とおっかなびっくりしつつも「でも、概算でも数字を出しているのは親切だな」と気楽に考えるモ人

(といいつつ、後から「一律料金ってことは、たいした故障でなくても複雑な故障の人と同じだけ取られる、ってことは人によっては損してるかもしれない」っていう風にも思いましたが。精密機器だから、そもそも診断料だけでも高価いって事なのかも)

sonyからの連絡…まさかの展開に?!

一週間ほどたってからでしょうか。sonyから登録していたモ人TELに連絡が届きます。要約すると以下の通り。

  1. エラー表記出ていた「レンズ駆動不良」は原因特定。修理可能
  2. 分解時に、エラー部分以外の故障を発見。何度か本体を落としているようで、手ブレ防止センサー(?)に関係する部品が壊れている。
  3. 但し、センサーに関係する部品は、現在供給困難となっており、修理は不可能。
  4. よって、代替機として現行の同レベル製品を送りたい。本体カラーは何がいい??

…あ、アレ??『3.』まで聞いてて「うわぁ…もう手遅れやったんや…」と思ってたのに…なに?代替機を送る??

 だ い た い き を お く る ? ? ?

…ちょっと、言ってる意味がわかりませんね…。しかも本体カラーを選べ、だなんて。

どうにも、話が急展開過ぎてついていけてないモ人(&隣で聞いてる嫁さん)いくつか、念のための確認をする。

モ人「お送りした機械、コレはもう修理できない、ということですか?」

⇒sony「さようでございます。申し訳ございません。」

モ人「代替機を送ってくださる、とのことですが、追加に代替機代金が必要なのでしょうか?」

⇒sony「いえ、お客様には既に払っていただいている修理代金以外にご請求さしあげる金額はありません」

モ人「本体カラー以外に選択する事はありますか?」

⇒sony「HDR-CX550Vのために、オプションなどご購入はありますでしょうか?もしあれば、代替機との互換性をお調べして、互換性のないオプションに関しては、代替機にマッチしたものと交換させてください。」

…うーん…何度聞いても「あなたが落としたのは、金のオノ?銀のオノ?」という展開。しかし、こちらは正直に答えているんだし、そういう事ならルールどおり代替機をもらってもよいのかな???…フツーのオノも取り上げられない??(錯乱中)

ひょんな事から若干安く更新された我が家のハンディカム。部品保有期間のガイドラインとかあるし、企業は大変だよね、という話。

以前、職場の機械が故障し、メーカーのサービスマンが修理不可能(なので新品買えよ)と言ってきた際に「部品交換で修理できませんか?」と食い下がった事があります。この時「当社では、製造中止した機械の部品の保有期限を7年と決めています。御社の機械は…もう十年以上前に製造中止しているものですので…」とやんわりと「我がままを言ってんじゃぁないよ」と諭されたのを思い出しながら…

…ながら…アレ??sonyほどの大企業さんが製造中止から7年も経ってない機械の部品、保有してないの??とびっくりするモ人。これ、多分なんですが「細かい部品を7年間も保有しつづけるより、大量に安価に量産している代替機を送りつけた方がトータルコストが安くすむ」という事なのかもしれません。

もちろん、HDR-550Vと今回の代替機の間に、まったく共通の部品がないわけではありません。というか、違う部品は数少ないのではないでしょうか?ただ、その少ない「HDR-550Vには使ってたけど、現行装置ではそぎ落とされた部品」を供給可能な状態に維持することって、「労おおくして、益少ない」という風にも思えます。

どちらが安上がりか?ってのは製造・販売の規模にもよるんでしょうが、sonyとしては、「代替機があれば、故障で困っている人に対応できる(し、色々考えると安くすむ)」という判断なのかもしれません。

後日談

録画メディアも、当時のメモリースティックDUOからmicroSDに刷新されていたので、ハンディカム用に購入していた8GBのメモリースティックDUOを汎用性の高いmicroSDに交換してもらうモ人。あと、バッテリー充電器と予備のバッテリーも、互換性なし。

…このあたり、定価でそろえるだけでも、結構な金額じゃん…sonyさん、太っ腹やねぇ…。


ここまでやってもらいながらも、最近はあんまり出番のないハンディカムさん、なのでした…ああ、こうやって書いてると「子供達の成長は止まらず、今接している三人は明日にはまた変わっているんだよな。たまには撮ってみる…か?」などという気持ちが湧いてきます。

イベントゴトがないとなかなか取り出さない機械…「ビデオカメラ」ではありますが、もし、必要な時に壊れていたら…そう思うと、「イベント中に壊れてなくてよかった~」とホッとしました。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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