子供と一緒に見られない『仮面ライダーアマゾンズ』が面白い件

仮面ライダー45周年記念作品はまさかの日本初「Amazon プライムビデオ」独占配信動画

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「アァーッ、マァーッ、ゾォォォーッンッッ!!!」のおたけびとともに変身する異色の仮面ライダー「アマゾン」。ジャングルで生まれ育ったという青年、山本大介が日本、それもコンクリートジャングルであるところの東京に来て、カタコトの日本語と奇妙な印(いん)を結んで友情確認を行う「トモダチ」というステキなコミュニケーションが印象的なキャラクターと野性味あふれるアクション。

人間を食べるために活動する敵怪人と、ヒーローなのに敵を切り裂き、血しぶきを出させるアマゾンの容赦なさという刺激的な要素に「ジャングルから出てきた野生児が、馴染めない都会での生活に翻弄される、孤独さ」というハードなテーマ…。(それが敬遠された、というだけではないものの)全24話という特撮ヒーローでは類を見ない短さで放映を終えたという伝説も含めて「知る人ぞ知る」「好きな人にはたまらない」名作(迷作)仮面ライダーアマゾン。

今年、仮面ライダーは45周年を迎えます。その目玉コンテンツとして企画されたのがAmazon プライムビデオ独占配信中の『仮面ライダーアマゾンズ』なのです。

Amazon プライムビデオとは?

インターネット通販大手のAmazonさんが、プライム会員向けに展開しているサービスの一つ…というのが教科書的な答えになるでしょうか。フツー、プライム会員といえば、「お急ぎ便で届けてもらう」とか「時間指定が無料」というあたりが魅力だと取り上げられます。又、最近でいうと少額(¥2,000-以下)の注文ではついに送料無料ではなくなってしまったのですが、プライム会員だとこの制限がありません。

ただ、このプライムサービスは年会費(\3,900-税込)前払いとなっており、期の途中で「やっぱやーめた」と思っても来年までは加入させられてしまいます。月払いにならすと\325-ですが、通販の特典と考えると、Amazonさんを頻繁に使う時期とそうでもない時期ってのがある場合、ちょっとばっかし注意が必要なのかもしれません。

ここで、プライム会員の別の魅力にも目を向けてみましょう。

  • 音楽配信聞き放題サービス『Prime MUSIC』
  • 写真保存し放題『Prime photos』
  • 特定の電子書籍を月に一冊まで無料で読める『Kindle オーナーライブラリ』

そして…動画見放題サービスの『プライムビデオ』

これだけのサービス、それぞれを単独で契約すると結構な額になるような気もするのですが…そこは規模の強みでしょうか、Amazonさんぐらいになると「囲い込み戦略」として、何か一つでも心のフックにひっかかるならやってみようかな?と思える程度の値段を設定しています。Amazonさんはクラウドサービスにも力を入れており、電子書籍事業に関してもそういう観点から乗りだしてきた側面がある、というお話は以前に書きました。

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ちなみに、見放題コンテンツをHDMI接続のTV画面で楽しめるのが『Fire TV Stick』などなどの機器です。

我が家にもあれば…という気持ち半分、そうでなくてもTV大好きっ子である我がセガレ・ムスメ・ルーキーちゃんらに教えてしまうと、大変な事になってしまうな…という気持ち半分です。(どっちかってーと歯止めのかけきらないセガレらに対して、後者の懸念が強くて…)

「養殖と野生」「脚本:小林靖子」「この街に、四千匹いる、アマゾン」

上記キャッチフレーズは製作発表の記者会見時に出されたもの。

立場や視点の異なる二人の主人公-アマゾン・アルファとアマゾン・オメガ。作中では仮面ライダーという言葉は出てきません。ノザマ製薬という企業が秘密裡に開発した新薬の副作用で「人間のタンパク質を接種し続けないと生きていけない怪人」ーアマゾン。

この怪人-アマゾン-を害虫として『駆除』する事を生業(なりわい)とする『駆除班-ノザマベストンサービス』の面々とノザマ製薬の幹部にして「実験体(アマゾン)」の駆除を統括指揮する水澤 令華(みずさわ れいか)特殊研究開発本部長。水澤本部長の養子であり、水澤家に幽閉された日々を過ごす水澤悠(みずさわ はるか)。悠は「この部屋は僕の水槽なんだ」と語り、養母のいいつけ通り、出されたものを食べ、決められた薬を飲んでいます。…「生きている」というより「生かされている」…

一方、『駆除班』の無線を盗聴したり、まとわりついたりしながら、アマゾンを狩る男-鷹山 仁(たかやま じん) とその協力者-泉 七羽(いずみ ななは)。仁は奇妙なベルトを腰に巻いて変身します。「…アマゾン…」とつぶやいて、自らが「一匹残らず駆逐する」と宣言する『アマゾン』に。

食うか。食われるか。

生きる為に何を「食う」のか。アマゾンは人間を。『駆除班』の面々は生活をしていく為に「アマゾンの駆除」という危険な仕事を。

生きるという事は、何かを犠牲にする事。それを自覚するのか、しないのかのちがいはあっても生きている以上は誰しも逃れられない事実です。「生きる」という事に目的や答えを見いだせてない「悠=アマゾン・オメガ」と、既に答えを見出している「仁=アマゾン・アルファ」。二人の協力関係、衝突や駆除班やノザマ製薬の面々との巡り合いを通じて「生きる」という事を考えさせられる骨太なドラマが展開されます。


TVシリーズと異なり、尺(放送時間)の制約がなかったり、玩具をバンバン売りだす為の無理筋パワーアップもなく、じっくりと腰を据えて鑑賞できるのも魅力ですね。

全13話というアナウンスで始まった今作ですが、Episodeタイトルの頭文字が『AMAZONZ』『BEAST INSIDE』『COLONY OF ANTS』…という風にアルファベット順になっていることからすると、おそらくは全26話(AからZ)なのではないか?と考えています。A~Mの13話分はプライム会員無料だけど、残りの後半部分はエピソード毎に有料…とか?なんて邪推も。

Amazonのロゴ自体、AからZに矢印がありますし、A to Z(最初から最後まで=何から何まで取り扱っている)という意味でもEpisodeタイトルのアルファベットは「上手い事考えやがったな」とうならされます。

ノザマ製薬…ってAmazonの逆さ読(メモはここで途絶えている)

このまちに よんせんびきいる あまぞん

追記

…ぞん!!(く、悔しくなんかないぞん)

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