よくある質問 【ひふみ投信】と【ひふみプラス】って何がちがうんですか?

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(【ひふみ投信】という名前は、一つ二つ三つと着実に資産を増やしていけますように、という願いからつけたそうなので。ホップステップジャンプのサムネイルで。)

◆おうちのかたが、きをつけてね◆

本日のネタは【ひふみ投信】と【ひふみプラス】の違いについて。日ごろから当ブログをご覧の方々にとっては既にタコに耳が生えそうな程、見飽きた内容でしょうが、こういった基本的なギモン・質問はついつい「今更言わなくても、みんな判ってるよね?」というふうに、ないがしろにしてしまいがちなので、改めて取り上げていきます。

◆うちにちょくせつしつもんはきてませんが◆

概要

  • 【ひふみ投信】も【ひふみプラス】も運用の中味はおんなじ【ひふみマザーファンド】
  • 【ひふみ投信】の販売窓口はレオス・キャピタル・ワークス社のみ。
  • 【ひふみプラス】の販売窓口は一部ネット証券・地銀などなど。
  • 【ひふみ投信】は個人ごとの長期保有でボーナス(実質的な信託報酬の割引あり。ファンドの規模や運用の出来には左右されない。)
  • 【ひふみプラス】はファンドの規模によって信託報酬の割引あり。個人ごとの保有期間には無関係。

ポイントⅠ 運用の中身はおんなじ…ってどういうこと?

【ひふみ投信】も【ひふみプラス】も運用は【ひふみマザーファンド】が行います…というのが「よくある解答」ですが、これでは『そもそもマザーファンドって何?』という方にはちんぷんかんぷんになってしまいます。

『マザーファンド』というコトバをキチンと判っていただくには『ファミリーファンド方式』についてお話をしなければなりませんが。ここではざっくりとだけ書いておくと「(色々な)ベビーファンド経由で集められたお金を効率よく運用する為のファンド(器)」といえますか。今回の例では【ひふみ投信】も【ひふみプラス】もファンドに入ってきたお金は全て【ひふみマザーファンド】の買付けにまわしますし、出ていくお金は【ひふみマザーファンド】を売却して用意します。

ここでは【ひふみマザー】は株式などの金融商品の運用に集中し、【ひふみ投信】と【ひふみプラス】は入出金の管理など「投資信託としてのカタチ」を維持する<窓口>として機能することになります。

細かい違いは探せば出てこないでもないのですが、ひとまず投資信託という金融商品の基本であり、背骨であり、魂といえる『運用の是非』については

「まったくちがいがない」

と力強く断言できます。

ファミリーファンド方式について、もっと知りたい方はあわせて以下の過去ログをご覧いただければ幸いです。

ファミリーファンド方式のお話その一〜【eMAXIS TOPIXインデックスファンド】の場合 ファミリーファンド方式のお話その一〜【eMAXIS TOPIXインデックスファンド】の場合 | これが我が家の生存戦略

また、よくあるカン違いとして「ファミリーファンド方式」と「ファンズオブファンズ方式」の違いが判らない方には、以下のエントリをおススメします。

ファンズオブファンズ(FoF)方式のお話 #saison_dotti ファンズオブファンズ(FoF)方式のお話 #saison_dotti | これが我が家の生存戦略

ポイントⅡ 運用が同じなのに名前がちがうのはなんで?

【ひふみ投信】は【ひふみマザーファンド】を運用するレオス・キャピタルワークス社が2008年9月に運用開始した直販投信です。運用会社でありながら販売窓口の業務も行う為に色々な苦労があったとの事ですが、事務的な手間、法的な壁をのりこえただけあって、規模は小さくともしっかりとしたお客さんに支えられていることが伺えます。

一方、【ひふみ投信】で積み上げた運用実績と絶え間なく訴求し続けている<投資>…特に『目先の変化に注目注目するのではなく、ある程度の期間を意識した中長期のインベストメント』の考えを基に、こうした「販売姿勢」に共感できる金融機関での販売の為に新設したベビーファンド…新しいお金の出入り口が【ひふみプラス】です。

【ひふみ投信】がレオス・キャピタルワークスのみでの販売である事に対して【ひふみプラス】はネット証券・地方銀行と相対的に手広い販売展開をしています。但し、急に窓口の数を増やしたのではなく、【ひふみ投信】の運用姿勢やどういうお客さんにどう販売してほしいのか、どう保有してほしいのかを確認しながら、取り扱い窓口を少しづつ、しっかりと増やしていっているようです。

ポイントⅢ どちらも信託報酬の割引があるけど、なんで?どっちがおススメなの?

上記のように【ひふみ投信】は設定時から信託報酬の割引を打ち出しており、「5年・10年と長期保有してもらえたなら割引を行う」という仕組み…『資産形成応援団システム』がありました。コレは、「安定したファンド運用をしたい。急激な資金な資金流出入は運用に影響が大きくて困る。」という運用サイドの都合と「中長期というスパンでファンドとつきあってほしい。相場は5年で一サイクルだから、それぐらいは保有してみてほしい。」という販売サイド…特に「ファンド」という実績を売る、というよりは「中長期投資-インベストメント」という姿勢を売る販売サイドからの提案ですね。

一方、後から設定した【ひふみプラス】は、販売・管理の都合から全くおなじシステム…資産形成応援団システムが導入できません。レオス・キャピタルワークス社が受益者個人ごとの保有期間を把握することができないからです。ただし、せっかく【ひふみ投信】として中長期投資を訴えてきたので、せめて似たような信託報酬の割引ができないものか?と考え設定したのが『純資産総額の規模に応じた信託報酬の低減』です。

具体的な例として純資産総額が500億円を越えた2015年8月17日以降のデータを以下のエントリで紹介しています。

【ひふみプラス】の信託報酬 ~2015年11月 【ひふみプラス】の信託報酬 ~2015年11月 | これが我が家の生存戦略

こうして見ると合理的な選択は、「これから保有するなら【ひふみプラス】」だと言えます。但し【ひふみプラス】は純資産総額次第で割引度合いが変わるので、資金の流出入具合に加え、運用の状況によっても影響が変化してくる、という事は意識しておくべきでしょう。


長くなりましたが、【ひふみ投信】と【ひふみプラス】について、同じトコとちがうトコを綴ってきました。後半は特に見た目上の一番の違いである「信託報酬の割引方法」に注目しましたが、投資信託の基本であり、背骨であり、魂ともいえる「運用内容そのもの」は」全くの同一です。

皆さんのご都合・好みに合わせてチョイスされてかまわない、そんな風にモ人は思います。(って言いながらもココロの奥底では「レオス・キャピタルワークス社の取り分が多目の【ひふみ投信】をおススメしたいモ人」ではあるのですが…)

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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