【セゾン資産形成の達人F】について #saison_dotti

ようやっとセゾン投信さんの二つのファンドについて言及していきましょう。

この文言を書いてから、1年経つ前には続編が書けました…(?)

帆船

(某投信ブロガーさんが「【セゾン・バンガード・グローバルバランスF】は鉄道・セゾン号、【セゾン資産形成の達人F】は船舶・セゾン丸だと呼びたい」と言われていたのを聞いて、なるほど!と思ったので。達人は、星の動きを観測し、陸の見えない大海原を航海するイメージ、また波や風を利用して進む帆船の写真です。)

1.概要

  • 色々な運用会社が、それぞれの地域・それぞれの運用哲学に基づいて銘柄選別を行い投資しているアクティブファンド(主に機関投資家向け商品。初期は一般投資家向けの【さわかみファンド】を組み入れていましたが)を複数組み合わせて保有するFoF方式(ファンズオブファンズ)

⇒ご参考:ファンズオブファンズ(FoF)方式のお話 #saison_dottiファンズオブファンズ(FoF)方式のお話 #saison_dotti | これが我が家の生存戦略

  • サブファンドに組み入れられているのは、状況によって違いはあるがおおむね10本前後。全世界株式時価総額加重平均であるMSCI AWCI(MSCI社のオールワールドカントリーインデックス)を参考指数とし、その指数の国別・セクター別の構成割合との「違い」を意識した配分をしているように見受けられる。

2.コスト

  • 買付時

ゼロ(あえていうならスポット購入時の振込み手数料は個人が負担、ぐらいか)

  • 保有時

毎日、【セゾン資産形成の達人F】本体の為に0.540%(年率・税抜)が純資産総額から日割りでのぞかれる。

また、個々のサブファンドにも以下の信託報酬が設定されており、【セゾン資産形成の達人F】が保有している資産から日割りでのぞかれる。(つまり、ファンド保有者が間接的に負担している事になる)

ファンド名 信託報酬(年率)
バンガード米国オポチュニティファンド 0.85% 
T.ロウ・プライス・ファンズ

SICAV-USラージキャップ・グロース・エクイティ・ファンド

0.65% 

アライアンス・バーンスタイン

SICAV-コンセントレイテッドUSエクイティ・ポートフォリオ

0.85% 

ニッポンコムジェスト・ヨーロッパ・ファンド

SA〈適格機関投資家限定〉 

1.08%(税抜1.00%) 

ニッポンコムジェスト・エマージングマーケッツ・ファンド

SA〈適格機関投資家限定〉 

1.08%(税抜1.00%) 

スパークス・ワンアジア厳選投資ファンドS

〈適格機関投資家限定〉 

0.9072%(税抜0.84%) 
TMA長期投資ファンド〈適格機関投資家限定〉  0.513%(税抜0.475%) 
スパークス・集中投資・日本株ファンドS〈適格機関投資家限定〉

10億円以下 0.810%(税抜0.75%)

20億円以下 0.756%(税抜0.70%)

20億円超 0.702%(税抜0.65%)

 スパークス・長期厳選・日本株ファンド〈適格機関投資家限定〉  0.864%(税抜0.80%) 
コムジェスト日本株式ファンド〈適格機関投資家限定〉 

25億円以下 0.84024%(税抜0.778%)

25億円超 0.73224%(税抜0.678%) 

T.ロウ・プライス・ファンズ

SICAV-グローバル・アグリゲート・ボンド・ファンド

0.45%

(上記の表見てて気づいたんですが、コモンズ30ファンド、マジでこの表からも消えてしまいましたね…あと、コムジェスト日本株式ファンドが入ってる。コレ、噂の新ファンドなんでしょうね。そのあたりは改めて)

合計信託報酬はおおむね1.35%±0.2%(年率・税抜)

  • 売却時

信託財産留保額として解約額の0.1%が除かれ、ファンドの純資産総額に組み込まれる(つまりファンドに居残る方々へ薄く広く配分される)

  • サブファンド売買時

(今のところ)【セゾン資産形成の達人F】に資金が流出入した場合、もしくは保有サブファンドの比率が大きく崩れた場合はファンドマネージャーによってサブファンドの売買が行われる。その際、買付手数料はかからないが、【TMA長期投資ファンド〈適格機関投資家限定〉】のみ売却時に信託財産留保金として0.3%が【TMA長期投資ファンド〈適格機関投資家限定〉】の純資産総額に移る。(信託財産保留金を「支払う」と表現するのには抵抗があるさね)

(この時期ならではお話ですが、TMA長期投資ファンドは3月中に全売却というレポートを読んだので、微量ではありますが今現在この信託財産保留金が【セゾン資産形成の達人F】から流出していっている事になりますね。)

あ、あと上記のサブファンド自体は「あくまで2016年3月現在」の情報となります。【セゾン・グローバル・バランスF】と違って、サブファンドの組み替えもありえますし。

3.国別構成比率・セクター別構成比率

国別…と書いてますが、ココはもう少しザックリと『日本』『日本を除く先進国』『新興国』という具合に分けさせてください。また、「シンガポールって先進国?新興国?」とかそういう込み入った話はしません。サブファンドが「エマージングです!」っていうなら、もうその通りです、と。

達人

(セゾン投信HP 投資信託説明書(交付目論見書)より引用)

 このあたり、【セゾン資産形成の達人F】を語る時には重要になるのですが、また別のきかいに。ただ、ここで知っておいてほしいのは基本的に株式100%保有ファンドであること。また、日本株式の保有はMSCI AWCIに比べると多いもの12%程度と多くなく、大部分は為替リスクのある国外資産であるという事。


ふむ、こうして書き出してみると…やっぱ、「セゾン投信でどちらかひとつのファンドだけを保有しなさい」と言われたとしたら、コッチを選ぶのがフツーだよなぁという気持ちが湧いてきます。(ま、現実にはそんな二者択一はありえませんが)

前回、約一年前にこう書きましたが、実は…この「セゾン投信でどちらかひとつのファンドだけを保有しなさい」という非現実的な問いに対して【セゾン資産形成の達人F】でOK!と考えている根拠は、今でも揺らいでいません。ただ、単純に保有しましょう!というつもりもなく、実はちょっとした工夫とセットではじめてその選択になるのですが、それはまた今度(今度こそ、近いうちに!!)

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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