せつなさとはかなさ、その痛み~ゼーガペイン~

消されるな、この想い 忘れるな、我が痛み

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(放映当時に発売されたプラモ、主人公機のゼーガペイン・アルティール。ブラックライトに反応して暗闇で光ります)

2006年放映アニメを2016年に語る男、それがモ人。

いやー単身赴任なのをいいことに、バンバン積んでたBlu-rayを見てるんスよ。アレコレ制約(?)があって見られてませんでしたからねぇ…。

タイトルの「ゼーガペイン」とは2006年4月から9月までの半年間(つまり2クール全26話)、テレビ東京系列で放送された、いわゆるロボットアニメです。

企画の発端は当時家庭用ゲーム機次世代機(懐かしい響きだ…)としてゲーム業界に殴り込みをかけてきていたMicrosoft社のXBox360用のシューティングゲーム。このゲームとのタイアップ・メディアミックスの一環としてロボットアニメ界の大御所であるサンライズに白羽の矢が立ったとのこと。ゲームのキャッチフレーズは「光をまとい、光で撃て」

そして、アニメのキャッチフレーズは「消されるな、この想い 忘れるな、我が痛み」

おおまかなストーリーは…

県立南舞浜高校一年生、ソゴル・キョウ(十凍 京)。たった一人の水泳部を存続させる為に部員集めに東奔西走する彼の目の前に現れたのは、ミステリアスな美少女、ミサキ・シズノ先輩。転校生だという彼女にいざなわれ飛び込んだプールの中、眼を明けると複座型ロボットのコクピットだった…!?!?「ありえねぇ…」

…ハイ、フツーのロボットアニメですよね、ココだけ読むと。というか、ゴメンなさい。コレ以上アレやコレや語ってしまうとストーリーの重要な「サプライズ」について、簡単にネタバレしてしまうのです。そりゃぁもう、その「サプライズ」込みで語ってしまいたいんですが!!(一応、全26話のうち、6話という割と早い段階でだいたい明らかになるので、このひっかかった言い方が気になる方は是非、レンタルで…)

けっこう哲学的な内容も…

もう、なんというか、そのあたり語ってるとネタバレに触れがちなんですが…。量子力学(存在確率のゆらぎ・バラつき・シュレディンガーの猫)とか、cogito ergo sum(コギト・エル・スム)我思う、故に、我ありとか、しまいには般若心経(色即是空、空即是色)なんかもからんできます。

なんといっても「ゼーガペイン」というロボット(作中のカテゴライズではホロニック・ローダー=光る機械)の名前も『是(ぜ)』『我(が)』『痛み(ペイン)』=我が痛みをよし(是)とする、から来ています。カタカナのロボット名が漢字表記できるあたり、ダンクーガ(断空我)を思い出すあなたはきっとスパロボ脳。

『痛み』はとっても重要なテーマ・メッセージ

作中、主人公「ソゴル・キョウ」を始め、色々な人物がさまざまな「痛み」を伴う場面に直面します。殴られた「痛み」という直接的な、単純なものではなく、もっと心の中にナイフを突き立てられるような、エグってくるような「痛み」ばかり。どうしようもない現実が、言葉にならない理不尽が次々と目の前に…

しかし、「痛み」を受け止めて、それでも前に進んでいく事を決めるキョウ、そして仲間達。この姿を見ていて思い出したのはドラえもんの「ヘソリンガス」のエピソード。…知らない方は是非、ドラえもん25巻を読んでみてください…

おっと、脱線してしまいました。とにかく、「痛み」があるから「あ、これはいけなかった」とか「もう少し工夫しなきゃな」という感情がわく、現状に対して変化を求める動機になるんですよね。

最近の下落でも「痛み」を感じましたか?

唐突に投資の話にもっていく、いつものスタイルですが。どうやら、世間様では年始からこっち、色々な資産価値が下落しているご様子。なんで他人事なの?という声もあるでしょうが、自分はあんまり気にしてないといいますか。下落していること自体は事実なんでしょうが、投資に回している資金は、あくまでも我が家の家計のうちの一部にすぎませんからね。

しかし、もしこの下落で「辛い」という気持ちを抱いた方には、その「痛み」をちゃんと危険信号だととらえて、次回に備えるべきなのかもしれません。

(とはいえ、今すぐにポートフォリオの大改造手術を敢行しましょう!とか全売却して救世の道を歩みましょう!なんて無責任な事はいいません。買付も売却も完全無欠な有利なタイミングなんてないでしょうし、モ人をはじめ、あらゆる人間は自分自身以外の投資判断に責任がもてる立場にありません。今後の気の持ちように関して、今回の経験は無駄にしないようにしたいよね、という程度のカジュアルな意見として思っていただければ)


どうやら、3月末ごろのイベントで「ゼーガペイン10周年イベント発表会」なるものが発表されているようですし、毎年8月31日には有志だったりサンライズ公式さんだったりがイベントをしてたり、ネット上でもりあがっているようです。(なんで8月31日か?なんてのは重大なネタバレが関係するので書けませんが。16話まで見てください…ってほとんど終盤じゃねぇか)こうして、10年前の、シリーズものでもないロボットアニメ作品が末永く愛されているというのも珍しく、またファンとしてうれしいもんですね。

色々と、核心部分が書けなくてもにょもにょしてしまいましたが、「攻殻機動隊」とか好きな人にはたまらない内容だと思うんです。(MATRIXもあてはまるらしいけど、残念ながらモ人はソッチを見たことないので…)

それでは まいはまのそらは あおいか

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