BON-SAI あるいはポートフォリオ調整時に感じた事つれづれ

盆栽、切ったことないけど。

6ee98fc076352049a408f7913eb96ab7_m

きっかけは、会社の確定拠出年金をいじっていた時のこと

モ人は会社様のご厚意により雀の涙のほうがまだ張り合いがあるぐらいの少額を確定拠出年金にて運用しています。拠出額は…ここに書いてしまうと、読んでおられるみなさんに月曜の朝というただでさえしんどい時分にしょっぱい気分をお届けしてしまうこと請け合いなので具体的に書けませんが…

また、マッチング拠出制度もありません(というか、所帯の小さい会社なんで、担当の方も事務手続きばかりが煩雑な割に動かす額が小さくて、確定拠出年金制度自体に前向きに取り組んでおられないご様子。マッチング拠出の希望を出すとめっちゃくちゃ面倒くさそうな顔して相手をしてくださったので、「あぁ、モ人君ってこういうのをひっかきまわして仕事を増やしてくれる子だったんだ…覚えとこ」と思われている事請け合いです。

ちなみに、選べるファンドの数も「とりあえずガン首そろえときました」という程度で…

元本保証の預金が三種(何故か三種!!)

保険商品が一種(なんだそれ!?預金と違うのか?!)

日本株式に投資するアクティブファンドが三種(なんだけど、同名の一般発売ファンドとまったく違いがなくて笑える。しかも運用方針からしてがっかり感が醸されるTOPIX追随ファンドら…)

ここまで残念選択肢が7つも出てきて、やっとこさ国内株式インデックスファンド(TOPIX連動)日本除く先進国株式インデックスファンド(MSCI-KOKUSAI連動)国内債券インデックスファンド(いつものアレ)日本除く先進国債券インデックスファンド(為替ヘッジなし。いつものアレ)と定番のファンドら。

新興国?知らない子ですね…(涙)

REIT?なんだそれ?食えるのか?

あ、あと上記インデックスファンドを中途半端にミックスしたバランスファンドが三種。

共通ファンド名の後ろにそれぞれ30、50、70って書いてて何の数字かと思いきや株式ファンドの組み入れ割合(つまり、どれぐらい積極的に株式リスクをとっているか?という指標)なんですね。ただ、株式:債券は三段階あるクセに、株式および債券ファンド同士の国内:国外比率は3:1…なんやねん、そのウェイトづけ…そんなに国内ラブとか気色悪いで(運用の世界では)

極めつけに、eMAXISバランス(8資産均等型)などと違って、各インデックスファンドを加重平均したよりも高い信託報酬…いや、コレがまともっちゃまともなんでしょうけどね…その比率でそんなに強気に出てくるってのが…いやはやまいったな…あっはっはっはっは…はぁ(ため息)

それで、モ人の選択-つまりポートフォリオは??

最初はですね、ほったらかしの投資術を含む「山崎元」さん方式を若干とりいれつつ「自身の資産の全体最適を目指す=非課税で売買できる確定拠出年金部分はもっともリターンの高く見積もられる日本除く先進国株式onlyの運用がベスト」という意見に対して「それはちょっと抵抗がある」と腰のひけた結果「日本株式:日本除く先進国株式=50:50」という比率に。

始めた時 株式 債券 横軸合計
日本 50.0% 0.0% 50.0%
日本除く先進国 50.0% 0.0% 50.0%
縦軸合計 100% 0.0% 100%

その後、この比率が大当たりしてバッシバッシガンガンと利益が膨らむに至り「やっぱ守りも欲しいよな」とふらふらと方針を変更(アカン)

「日本:日本除く先進国=50:50」は固定したまま、「株式:債券」の比率を「債券=自分の年齢」と変更します。

35歳現在 株式 債券 横軸合計
日本 32.5% 17.5% 50.0%
日本除く先進国 32.5% 17.5% 50.0%
縦軸合計 65.0% 35.0% 100%

上の表のうち、上半分が「(原則的には)為替リスクをとっていない」部分、下半分が「為替リスクを引き受けている」部分。

左半分が「株式リスクをとっている部分(=ビジネスを通じたリスクを引き受け、ビジネスを通じた社会の発展の恩恵を期待している部分)」右半分が「(消極的に、結果的に)債券リスクをとっている部分(=というより株式リスクをとっていない部分としたほうが適当か)」

この目標資産配分に対して、毎月の掛け金を同じように拠出…していません。

え?毎月どうやってんの??

実は毎月の掛け金は「預金」にかけています。

…ハイ?ナンデ?!ナンデヨキン?!??

実は、毎月の掛け金を「預金商品」としてプールしておき、三ヶ月に一度「目標保有比率になるように」手動リバランスしているのです。

んで、ここまでが前フリだったわけですけど、この三ヶ月に一度の手動リバランスを会社の昼休みにやってたんですよ。弁当を食べた後に、カチカチっと。特に誰からも突っ込まれず、淡々と(誰か突っ込んでほしかった!!!えー?何やってんのー?みたいなの!!!)

この作業自体は簡単です。

棚卸し(評価額の確認…チェック時から二日前の基準価額ベースですが)をして、預金商品にたまっている三ヶ月分の資金を解約して、その時に目標比率に達していファンド…今回は日本株式・日本除く先進国株式が比率ダウンしていたのでその二つのファンドに割り振ります。

ついでに、国内債券ファンドも相対的に多くなっていたので、若干解約して日本除く先進国債券ファンドの買い付けにまわります。

こういう作業をちまちまやって「ふぅ…コレでさっぱりしたな。目標どおりじゃ」と自己満足に浸ってて思いついたんですよ。

コレってまるで盆栽じゃね?

  • 伸びすぎて、全体としての調和からはみ出した枝を切って、他と足並みをそろえさせる。
  • 調整した直後は美しい(と本人が思うまでいじる)。
  • 時間の経過と共に乱れてきがち。
  • チェックの頻度は自分が決める。ただし、頻繁にするのは「感心があるから」というより「暇だから」な気がする。
  • どこまでいっても自己満足。誰かの助けになることもなければ、誰かの邪魔をするものでもない。

あーなるほど。盆栽っちゃ盆栽かも。いやいや、誰かをdisるというより、自分への戒めとして感じたんですよ。

ポートフォリオを熱心にチェックしたって、そりゃそれ自体がリターンに(大きく)貢献するわけでもないですし、そりゃ自己満足だったり、暇だから、他にやることないからできてるわけで。(短期的にはリターンに貢献せずとも、中長期では明言できませんけどね、リターンへの貢献度なんて、状況次第でコロコロかわるでしょうし。結果論から言えない事をここではコレ以上言いますまい)

一時期、毎月のように(会社の確定拠出年金以外の某)資産配分を「自分の年齢になるように!」と熱心にチェック&リバランスしてましたが…コレも「暇だったからやってた自己満足」に過ぎないんですよねぇ…ああ、今思うと恥ずかしい!!

こう考えてくると、会社の確定拠出年金の「三ヶ月に一度」というルールも怪しく思えてきました。一年分貯めるとそれはそれでうーん…どうしたもんかなぁ…

いや、自己満足を満たすのと、「いうても会社の確定拠出年金は手動でやってんねんで?」というのを自分に思い出させる為に、コレはこのままで行きますワ。


うぇ…長くなったけど、分割するまでもない内容だなぁ…最初はただの思いつきだったんスけどね、よく考えたらブログで確定拠出年金の戦略を開示してなかったんで。

ま、ぼちぼちやってきますよ。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

スポンサーリンク