「適当にやれ。できない奴はピーナッツ野郎だ」

第五世界の熊本は尚敬高校(の校庭に間借りしているプレハブの5121小隊)にようこそ、モ人です。 631b6fda878234a7dfb604a787aaa1b6_s

新しい勤め先に通い出して早一ヶ月。年末年始を挟んでいたので実質的にそんなに働いた感はないのですが…

新しい勤め先の上司は、以前となりの部署で働いていらした先輩であり、セガレと年の近いお子さんを育ててらっしゃったり、アレな方向のたしなみでBlu-ray discをお貸しした事もある、色々とよくしてもらっている?というかおつきあいのある?波長の近い?方です。実際の仕事に関しても以前(隣の~)も東京でも的確なアドバイスを頂いた事もあり、日頃からお世話になっていました。

新しい職場に着任した日に、その先輩=上司から伺ったのは…

「当面やってもらいたい仕事は大つかみにいうとコレコレのプロジェクトに関する事。特にメンバーは誰々なので、その中で具体的な段取りをしてほしい」

「でも、判んない事があったら基本は○○に聞いて。居なかったら他の人でもいいから、遠慮無く聞いて。知らないままで居ることの方が危ないから、ホント遠慮無く。結果的にキミだけの為じゃなくて、みんなの為になるからね。絶対遠慮なんてしないでね」

「やっちゃいけない事は確かにあるけれど、常識の範囲内で自由に動いてもらってかまわないから。具体的に急ぎの仕事が入ったら、その都度お願いするよ」

「手が空いてたら、他のみんなを手伝ってあげるようにしてほしい。逆に、自分が大変な時はきっとみんなが手伝ってくれるから。この職場はよそと違ってお互いのヘルプをし合ってて、全体として乗り切っていこうってスタイルだから、お互い様でやってね」

…マジですか?!そんなに遊撃部隊でエエんスか!?

まっさきに思い出したのは本田先生の『適当にやれ』

いきなりの小見出し、誰やねん「本田先生」て。そう思った人、多いんじゃないですか? …なんと…ゲームの登場人物なんです!(あ、ブラウザ閉じてる人が多い!!)

プレイステーション(初代!)のゲーム「ガンパレードマーチ」にて主人公ら学兵に授業&戦闘技能指導を行う先生:本田節子先生

このゲームは、幻獣という未知の生物-人類の天敵との戦争を繰り広げる熊本の、ほんの一幕を場面とした箱庭的シミュレーションです。主人公らは徴兵された学兵であり、訓練・整備・学習などを行う学園生活パートと、敵襲もしくはイベントで発生する攻勢作戦などの戦闘パートを繰り返し、人類の天敵「幻獣」を(せめて)熊本から追い出す事(?)を目的とするものです。

決して

「好きなあの子とHな雰囲気になる」

「クラスの人気者になってジョックとして君臨する」

「整備や訓練に打ち込んで誰とも話さず、授業にも出ないけれど小隊の中でなくてはならない、縁の下の力持ちとして自己満足する」

「クラスメイト全員の靴下を集めてソックスハンター界に、その名をとどろかせる」

年上のお姉さんに二股を暴かれてい、いや、この話はヤメにしましょう…

と、とにかくそういうゲームでは決してないんですッ!

まったくの余談ですが、主人公はゲーム開始時は人型戦車:士魂号3番機(つまりロボットですね)のパイロットとして着任するのですが、小隊内には他の人型戦車(1号機、2号機)や歩兵、司令という戦場に直接出て戦う役職もある一方、指揮車運転手衛生兵、通信士、整備班班長、指揮車整備士、各人型戦車整備班(各機体三名づつ)、無職…などなど色々な役職があり、状況と「発言力」という通貨のようなポイントを消費すれば他の役職への「転職」が可能となります。整備関係者になった場合に戦闘が起きると、結果だけ知らされます。(戦友が戦死する事も…)

適当にやれ

そんなガンパレードマーチ、学園パートでは三人の先生が居て、それぞれ授業や軍事指導をしてくれます。その中で、特に「バズーカのぶっぱなし方」「パンクな赤いレザージャケットの着こなし方」「宇宙と書いて、そらと読んだら年がバレたという貴重な経験談」をおしえてくれた独身女性、本田先生に放課後に話しかけると…

『んで、オメー軍隊になれたかぁ?  少しは軍隊用語を覚えておけよ。 (中略) まず、「適当」だな。 軍隊で言う「適当」ってのはな…、 考えられる最善のことをやれって意味だ。 適当にやれって言われたら、オメーはオメーの全権限を使って考えうる最善の行動をする。 そうでなければ、ピーナッツ野郎だ。 覚えとけよ。』

といわれるんです。 コレ、まだまだ学生だった時分には「へー、ピーナッツ野郎ねー(中身がすかすかな人の事かー)」ぐらいにしか思ってなかったんですが…実際に自分自身が「命令(とまで重くはないけどさ)」の世界に生きているとアレやコレや考えちゃいますね。

実際、自分が「適当にやれ」と能動的に動くことを任されるとプレッシャーといいますか…アレやコレや背負わされてタスクに押しつぶされる量的なプレッシャーを感じるのも大変なのですが、「自由にしていいよ」といわれると「コイツに自由にさせたら、どんな仕事をどんな風に進めるのかな?どんな段取りで、どういう風にたちまわるのかな?」という質的なプレッシャー?を感じてしまいます。ちゃんと見てるんやぞ、と


中身のない、振ってもスカスカ、カランカランと音のするピーナッツ野郎にはなりたくないし、思われたくない。そんな風に背筋の伸びた年末年始でした。精進します。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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