機関投資家つれづれ 2015年12月

連作です。前回は

機関投資家のお話機関投資家のお話 | これが我が家の生存戦略

をご覧ください。 bsLIG_h_monitaringsurudansei

何故、今『機関投資家』なのか?

実は…下記の良エントリに触発されちゃいました(テヘペロ

ファンド定点観測2015年9月:ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス) – “いい投資”探検日誌 from 新所沢 ファンド定点観測2015年9月:ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス) - "いい投資"探検日誌 from 新所沢

このエントリの下部に引用されている図の中で市場全体をいくつかのマトリックスに分け、その中で【ひふみ投信】がどこに投資をしていくのか、何故そこを狙うのかが書かれています。又、このエントリのもとになった。 ひふみのあゆみ:2015年 9月度 ご報告書 (↑クリックでpdfが新しいウインドで開きます。)

1)多くの機関投資家が好むような銘柄(例えば国際優良銘柄等を中心とした大型株)の保有は控える
→ これらは、下げ相場の時に一斉に売られる可能性が高いため
2)上記1)に該当する銘柄は、下げ相場で株価が下落した時に買う
→ その後の相場反発期に株価が勢いよく上昇することが多いため

と書いてあるのを読んでインスピレーションがバシバシ湧いてきたからなんですね。

「規模の大きい資金」を「職務として扱う」人が売買…とくに保有しているものを売却する時に、下げ相場で素人よろしく一斉に売ってしまう…いや、何かしらの下落相場のきっかけさえあれば、それぞれの機関投資家同士の腹の探り合いの中で「より損をしない為には下落が激しくなる前に売り抜けよう」という判断を取りがちなんです。なんという事でしょう…。

ココで考えちゃう…機関投資家の事

前回冒頭で述べた通り、機関投資「家」は組織でありながら人格も有しています。扱うお金は他人さまのお金…なのに、運用するのは投資判断に職務という責任を負う個人。

逆に言うと、仕事としての責任、評価に留まるわけでして、そうなるといかに仕組みの中で上手に立ちまわる事ができるのか?を志向する人もでてきがちです。

お金の運用はプロに任せよう!というのが投資信託の定番セールス口上ですが、こうした機関投資家-つまり運用のプロ-の実態を考えると…

プロ⇒代価を要求できる程、投資判断に関する能力の高い(=儲けさせてくれる)人

ではなく プロ⇒職務として「運用業」をキチンとそつなくこなせる人。

だと思っていた方がいいのかもしれません。投資判断に関する判断、というのが「適法であるかどうかの判断」とか「取り残されない為に同業他社の裏をかく為の空気の読み合い」という事だと言い換えても決していいすぎではないのではないでしょうか?

(当然、全員が全員後者でっせ~というつもりはありません。但し、このエントリを読むまでプロは全員前者に決まってんじゃん!と考えていた人は相応に多いのではないでしょうか?)


当然機関投資家と一言でいっても運用の目的や資金の性格は千差万別です。それぞれにそれぞれの事情もあることでしょう。なので「全部けしからん!」というつもりはまったくありません。

ただ、モ人としては「言うても機関投資家=プロだけどプロ=スンごい人々というのは全部にあてはまんなくね?」とだけ、こんな辺境の投信ブログでつぶやいておきたい。ただ、それだけなんですねぇ(尻すぼみ)

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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