『全面改訂 ほったらかし投資術』1st impression

拝読いたしました。

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写真のとおり、kindleで購入しました。kindleで買うか、新書を買うか迷った&迷った事をネタに『kindleつれづれ』みたいなネタを考えてたんですが、(色々と)立て込んでいたので保留ということで。

まずは結論。今回も自信をもっておススメできる良書だと確認

他の投信ブログ界隈で散々レビューされているとおり、「初心者や投資に興味はあるけど敷居が高いと感じている方々」に対して自信を持っておススメできる書籍に仕上がっています。全面改訂というタイトルは大げさでもなんでもなく、特に前書のようにパートによって執筆者を交替するスタイルではなく、互いの文書をクロスチェックする事によって内容・文体を優し目に統一している点は「初心者・投資未経験者」からすると助かる部分なのだろうな、と感じます。

(このあたりは「初心者・投資未経験者からみると~」という気持ちと「良著者のファンである自分としてみると~」という気持ちが乖離している部分です。エントリを改めて)

というわけで、実際におススメする理由を考えてみた。

このブログを継続してご覧になってくださっているありがたい方々からすると「何言ってんの?モ人は独立系投信おススメなんじゃなかったの?」という声が聞こえてきそうですね。そういう方々に対する自己欺瞞を用意しておきました(欺瞞て)

  1. モ人自身の「アクティブファンドとの付き合い方」が変わってきた。
  2. 「リアル友人」はもとより、そうでない方であっても無責任に「個別のアクティブファンドを強烈におススメする」リスクに気が付いた(今更ですが)

一つづつ見ていきましょう。

モ人自身の「アクティブファンドとの付き合い方」が変わってきた。

以前のモ人は「よいアクティブファンドを事前に選別することはできない」という事実をちょっと軽く見ていました。もっというと「運用前に『事前に』選別はできないだろうけど、運用開始から相応の期間が経った後だったら、多少の判断はつくんじゃないの?」という自身過剰(オーバーコンフィデンス)があったんですね。

しかし、この『事前に』というコトバは、常に「現在より未来全ての地点に対して」当てはまるんだと気が付いた、といいますか。今のところ「よい」と考える運用をしているファンドであっても、同じく「よい」運用を続けて行く保証はないのですよね。そして、「よい」運用を阻害する要因ってのは、意外と多い。天変地異や社会・経済情勢の急変のような目に見えるリスクに限らず、急激な資金流入や資金流出による運用困難…。

また、「よい」というのは絶対リターンでも、(市場平均などの指数に対する)相対リターンでもないのですが、仮に「社会的リターン・精神的リターン」を求めたとしても、見込んだ成果・行動がなされてなかったとしたらそれは「よい」とは言えません。

独立系投信、特に【結い2101】に投資している、応援している方々が「低リスクでも低リターン。利益を求めずに何のための投資か」というコトバを投げかけられている光景を幾度となく目の当たりにしています。しかし、【結い2101】の投資家からみて鎌倉投信さんが社会的に必要だと見込んだ会社を応援できている限り、利益だけを求めない裏返しとして「今すぐではなくても社会をよくするために働いてほしい」と願っている…とも思えるのです。利益と違って、簡単には計測不可能な要素なんですが、それをあきらめずに願い続けられるってのは意外と鎌倉投信さんからみるとプレッシャーを感じる事なのでは?

こうした事をつれづれ考えたり、急激な資金流入によって運用をめちゃくちゃにされた実力派ファンドの顛末をみるに、「ちゃんと調べて腑に落ちる要素さえあれば一定の納得感のもと、アクティブファンド選定は可能」というのは思い上がりだったんだろうな、と感じます。

ご参考:【JPM ザ・ジャパン】ウォッチその三 2012年度・2013年度の騰落率と日次流出入資金【JPM ザ・ジャパン】ウォッチその三 2012年度・2013年度の騰落率と日次流出入資金 | これが我が家の生存戦略

(とはいえ、現在投資している三つの独立系投信ファンドへの投資はやめませんが)

無責任に「個別のアクティブファンドを強烈におススメする」リスクに気が付いた

上記の「事前に~」という要素と共通しているのですが、アクティブファンドって人におススメするには未来への保証が無さ過ぎます。インデックスファンドであっても「経済」に投資する、という側面がある以上「保証はない」のですが…それでも暴落なんかがあっておススメした人たちが含み損を抱えたとしても「少なくとも損の理由は説明できる」「仕方が無いコト、という言い訳ができる」

ちょっと後ろ向き過ぎるけど、「お金はおっかねぇ」の原則に従って「お金に関するコトは最後は本人に納得した決断を下してもらうのが一番」だと考えています。なので、ふた昔前ぐらいだと「インフレがー」「老後はー」と投資を啓蒙せねば!という使命?のようなモノをくすぶらせていた(恥ッ!)時期もあるのですが、最近では「投資に興味あるならお話しますが」「知らないなら知らないでも、まー死にゃーせんわな」という程度の気持ちでいます。

…あ、「実際おススメするなら、こういう一言を申し添える」という内容を書く前にマイルールの2000文字をこえてしまった…続きはまた今度。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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