映画感想文:劇場版THE NEXT GENERATION -パトレイバー-首都決戦

メーデー(国際労働者のお祭りの日)にレイバー(パトレイバー世界でのいわゆるロボットの総称:「労働」の意)の映画を見に行きました…って三週間も前のネタじゃねーか!モ人です。

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wikipediaより引用です。

過去、幾度も犯罪者のターゲットになってきた日本の首都・東京に戦闘ヘリ・「AH-88J2改『グレイゴースト』」が襲来する。そのボディは最新鋭の光学迷彩を纏い、あらゆる防空システムを無効化。東京上空を悠然と飛空し、首都の要所を破壊していく。

1000万有余人の都民を人質に取ったと同然の状態に戦慄するも、為す術の無い警視庁上層部。今や最後の希望は一時は解体の危機に見舞われるも、なんとかコレを乗り切った「第二小隊」の「三代目」たちと、時代遅れのロートルレイバー2機! ・・・なのだろうか?

ネタバレなしの映画感想…というと難しいのですがフツーに「パトレイバー好きなら見て損なし!」の太鼓判を押しておきましょう。パトレイバーというと元祖メディアミックス作品。その中でも根強い人気を誇る『劇場版パトレイバーⅡ』から地続きにつながっている2013年の日本が舞台です。…と何気にメディアミックス作品そのものの説明もしなきゃいけない雰囲気ですね。

メディアミックス作品とは

ざっくりいうと「色々なメディア(媒体)でミックス(混合)しながら展開するシリーズ作品」のこと。色々なメディア、と書きましたがマンガ、ドラマ、アニメ(TV、映画)、小説に限らず最近では『舞台(演劇)』という選択肢も出てきたようです。自分は見てないのですが、嫁さんが視聴している「弱虫ペダル」の舞台の映像ソフトのCM見た時にはのけぞったもんです。舞台の上だけど、ちゃんとチャリンコ漕いでる感が表現されてる(笑)

各メディアでの展開方法にはいろいろな種類がありますが、オーソドックスなのは「基本ストーリーや要点はおさえつつも、ちょっとづつ違うエピソードを展開する」方法。色々な入口を用意しつつ、より楽しみたい人は他のメディアにも違和感なく入り込める(多少はもとから知っているコンテンツなので)というのが利点ですね。難点は「もとから知ってる」内容が多くなりがちなので、各メディア毎に「違い」や「売り」が無ければある程度以上の広がりが期待できない。

元祖パトレイバーは、当時としては珍しかった「メディアミックス」作品として、マンガ・アニメ(初期OVA、映画三作、TVアニメ、第二期OVA)・小説と展開しています。上記の「利点」を活かし、色々な入口から入った当時のファンは色々なメディアから多角的に構築され、立体感を増してくる(1989年から見た)1999年前後の日本を実感したことでしょう。

劇場版パトレイバーⅡとは?

1993年に公開された劇場用長編アニメーション。メディアミックス作品の中で一番「未来」を描いた作品でした。主人公達はそのほとんどが警視庁警備部特殊車両二課(通称特車二課)を後にしており、残った二人の隊長-第一小隊隊長:南雲しのぶ、第二小隊隊長:後藤喜一を中心に物語が展開していきます。

とある元自衛隊員と、そのシンパによる首都東京を舞台としたクーデターを描く…文字にするとコレだけなんですが、日常生活の中に入り込む自衛隊の方々、警視庁内部のゴタゴタが生々しく描かれる本作品は、なかなかに難しい「問題作」でした。名作ですので、未見の方は是非。

そして、首都決戦

えーっと、先に言っておくと「ロボットバトル」には過剰な期待をかけないほうが無難です。ロボ好きなモ人が言うんです、ロボだけを見に行くと「なーんだ」になるでしょう。や、劇場版パトレイバーⅡも、劇場版パトレイバーⅢもたいがい「レイバーはオマケ」だったんで、フツーのファンは覚悟できてるんでしょうけど。

そして、もうひとつ。やっぱり上記の劇場版パトレイバーⅡを見てから見に行くべきですね。本作を見るまで知らなかったんですが、南雲隊長も後藤隊長も「劇場版パトレイバーⅡ以降行方不明」という設定になっていたそうなんですが、ご両名ともがっつり関わってきます。特に南雲さんなんか、登場しちゃいますからね。もとがアニメ作品なのに、実写として。初めて見た時は「そうきたか!」と思わずうなってしまいましたね。

また、劇場版パトレイバーⅡの名場面も実写で再現されています。そして、韻を踏むように繰り返される同じやりとり…いやはや、ニヤリとさせてくれます。

森カンナちゃんと吉田鋼太郎さんを見に行こう!

と、ここまで「作品としての劇場版TNGパトレイバー」の魅力を語っておきながら締めはコレなんですが、テロリスト側の配役されている森カンナちゃんと吉田鋼太郎さんがイイ味だしてるんです!

森カンナちゃんは皆さんご存じ、「仮面ライダーディケイド(09)」にてヒロインを務めてますね。当時はコミカルなキャラでしたが、今回の映画のような「ミステリアスかつ無口な女性」も好演されています。

また、吉田鋼太郎さんといえば以前ブログでも取り上げた「MOZU」にて「ゲスい悪役、中神」を熱演されています!今回もテロリストの実質的なリーダーとして、しっかり悪役できてますね。

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そんなワケで、なんと「レイバーとは?」とか「警視庁警備部特殊車両二課とは?」にまったく触れずに2000文字をオーバーしてしまったので、ここらへんで。や、気になる人は調べるでしょうし。

(最近、やっと文字数を意識しだしたんです…2000文字前後500文字ぐらいにまとめるのが目標)

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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