家計管理はフロー管理、資産形成はストックづくり

年末年始の書店、手帳と共に目立つ場所に陳列される『家計簿』

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…失礼を承知でいうのならば、「なんで罫線と日付が印刷されただけの本を買うんだろ?」「手帳やノートに自分で罫線引けばよいのでは?」そんな風に考えていた時期もありました…(今はもっとこじれてて、「遅れてても手帳、機動性重視ならモバイル端末やアプリで管理じゃないの?」などと思ってしまう始末…)

あ、いや買ってる方々をdisってるわけじゃないんですよ、うんうん。手帳やノートと違って一目見て『家計簿でござる!』という存在感があるものも多いですし。自分がペンで書いた「家計簿」より印刷されてる「家計簿」の方が特別感ある、とか。ねぇ…
ま、コレだけ書いておきながら自分はノート派なんでアプリもファイルも使ってなくて、計算も本業で愛用している関数電卓(わざわざ!)をバシバシ叩いてるんですがね。我ながら保守的やん…
しかし!本題は「家計簿叩き」ではなくて!!「新年だし今年こそ資産形成しよう!」という決意を抱いた方もいるかも?と思ったので、日ごろからぼんやり考えていたネタをくら出しします。

  • 家計管理はフロー管理。資産形成はストックづくり

コレですよ!

『家計管理と資産形成はそれぞれ無関係ではないが、異なるフレームでとらえるべき』

ふと、こういう事を考えたんですよね。

投信ブログ界隈では、節約上手ネタが好まれる傾向にあります。

ウチの節約(じゃなくて投資?)ネタは以下の三つかな?

ご参考:雑誌の定期購読は『節約』ではなく『投資』だと思う雑誌の定期購読は『節約』ではなく『投資』だと思う | これが我が家の生存戦略

ご参考:LED電球の利回りLED電球の利回り | これが我が家の生存戦略

ご参考:ノーリスクで年利12%の投資をしたったワ!ガーハッハッハ!!ノーリスクで年利12%の投資をしたったワ!ガーハッハッハ!! | これが我が家の生存戦略
しかし!節約だけをおこなっていれば資産形成ができるわけではありません。節約自体は(状況によっては)とても有効な『タネ銭づくり』ではあります。しかし、『タネ銭』をどう扱うべきか?という部分は家計管理だけでは見えません。

モ人は、家計管理はフロー管理であると考えています。

収入がどれだけあって、予定されている支出がこれこれ、予想できる支出がこれこれ…収支がマイナスになれば赤字であり

1.収入を増やす

2.支出を減らす

3.ストックを切り崩す

のどれかの対策を行わなければなりません(というより、1 or 2 の対策に失敗したら3を自動選択されるイメージでしょうか)

家計管理とは経済活動を通じて『生活資金』というギョクが尽きないように在庫管理する手法なのだと考えるのです。

※ここでは

ギョク=玉 – Wikipedia 玉 - Wikipedia

のウチ、『玉(ぎょく)は販売用の商品、商材の俗語。』のイメージで使ってます。

ココでギョクの余剰が産まれるなら大したものですが、人間ってのは「あればあるだけ使う生き物」です。

貯金の王道ですが

「収入を得たらひとまず貯金に回す金額を決めておく。残りで生活をしてみる」

という事が有効でしょう。そして、この「貯金に回す」部分がまさに「資産形成はストックづくり」だと考える部分なのです。

ストック…日本語では『在庫・手持ち』という意味もあるもの。そのイメージはドンドン積み上げていくもの。

フロー管理バッチリで日々の生活がトントンと回っている!という家庭でも、実はストックがまるでない!…恐ろしい事です。

(何が恐ろしいってフロー管理バッチリなので余裕アリそうなトコロとか)

(そういう人が結構いるらしい…と聞いてビックリする事もままありますが…)
いずれ、人的資本(つまり本業で稼ぐ能力)が尽きた時にストックそのものを切り崩したり、ストックから生み出される配当などを使って生活できるようにしたいものです。

また、人的資本が尽きる以前であっても不測の事態によって急な出費がないとも限りません。資産形成-と書いていますが、何がなんでもリスクを取って投資しようぜ!という事ではなく、まさかの時の後ろだてがあるのとないのとでは、生活に向き合う姿勢-ハリが違ってくるんでないの?という事を考えるわけです。

(とはいえ。まさかの事態に備えるお金というのも、まさかの規模や頻度をザックリと捉えると全額とは言わないものの、リスクをとった金融商品に割り振る部分があってもイイとは思いますが。程度問題なんでしょうけどね。知ってから忌避するのと、知らないけど怖いから…で忌避するのとでは違いますから)

と、いうわけで年の初めから「資産形成スイッチ!」がONになった方は、色々とやってみたい気持ちもあるでしょうが、家計管理(フロー管理)も大事だよ、という事を覚えておいてくださいね。

逆に、「家計管理スイッチ!」がONになった方は、使い切って日々の生活のグレードを収入=支出でバランスさせる事もイイでしょうけど、ホンのちょっとでも「資産形成」に興味を持っていただければ…と思います。

と、精神論のような事をつらづら書いてますが、具体的に『資産形成』の前にどんな視点で『家計管理』をすればいいのか?という事を綴っておられる良記事がありますので、ご紹介して本エントリの締めとさせていただきます。

投資を始める前の「家計診断」を自分でやる方法 – 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記) 投資を始める前の「家計診断」を自分でやる方法 - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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